解体工事で失敗しないために

解体工事を行う際に注意したいポイントを紹介!

解体工事で出た廃材の処分先をチェックしておこう

解体工事で出た廃材の処分先をチェックしておこう 解体工事を行うと、当然ながら廃材が大量に発生しますが、解体業者の中には廃材を不法投棄している悪質な業者も存在します。
悪質な解体業者は、年々高騰する廃材の処分費用を抑えるために不法投棄を行っていると言われていますが、もし不法投棄が発覚した場合、その業者のみならず依頼者も罰せられる可能性があります。
そのため、解体業者を選ぶ際は、処分場の許可証や最終処分場との契約書のコピーを見せてもらうと良いでしょう。
また、マニフェストを発行してくれるか確認するのも効果的です。
マニフェストとは、産業廃棄物管理票のことで、解体工事で発生した産業廃棄物の量や種類、処分方法などが記載されているとともに、運搬業者や中間処理業者、最終処理業者などの押印がされています。
このマニフェストを見れば、最終処分先が確認できますし、廃材が適切に処理されたかどうかが分かります。
優良な解体業者は、依頼すればマニフェストのコピーを渡してくれますが、依頼しても濁されてしまう場合は注意が必要です。

解体工事の現地調査にはできるだけ立ち会おう

解体工事の現地調査にはできるだけ立ち会おう 解体工事の現地調査では、立ち合いをすることが推奨されています。
見積りをする前の現地調査で解体業者の施工への姿勢をチェックすることができ、そのタイミングで問題があることが分かったらそれ以降の工程をストップすることが可能です。
この段階でトラブルを起こす業者と起こさない業者を見分けることができるのですが、それは作業を見ることで近隣住民への気遣いや振る舞いを見ることができるからです。
具体的な作業は何をするのかというと、解体工事のために必要な什器の搬入ルートや、全面道路の交通状況を確認します。
重機はトラックに乗せられて住宅街の狭い道路へ運ぶことになり、その狭い道に入る前には大通りから侵入してきます。
新入箇所のチェックも必要ですし、一方通行等の確認もしなければなりませんので、事前の調査は必須です。
これらの調査の結果により、交通誘導員が必要になるケースもあり、見積りの金額にも違いが出ます。
予算にも影響することですので、丁寧にチェックしていることを確認しておきたいところです。


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